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No.69 人知れぬ努力の対価に(1) |
2005.12.
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疲れと睡眠不足の身体を引きずるようにして散らかった自分の仕事部屋に戻ってきた。シンと静まった部屋、棚上に揚げて後回しにした描きかけの絵が目に付いて自己嫌悪と共に虚しい気持ちになる。
まぁ、何だ‥、その、ちょっとした失敗があった。
今年の夏あたりからあるところで子ども(小学校高学年)対象に月2回程度の“もの作り講座”の手伝いをしているわけだが、今年出来上がる彼らの作品を展示発表できる場を考えていた。展示といっても作品は鋳造した小さなメダル16個なので、余裕をもって並べてもA3の額縁ほどに納まるものだ。
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